ポプラ矯正歯科ブログ
2013年2月26日 火曜日
岡崎市から来院・ポプラ矯正歯科(出っ歯)のBlog
「親知らず」
こんにちは、歯科衛生士の渡辺です
二月の後半ですが、まだ寒い日が続きますね
今回は、親知らずについて書きたいと思います。
親知らずとは
よく一番奥の歯だと誤解されますが、全部の歯がそろっている場合、真ん中の歯から数えて八番目の歯のことです。
人によって一生、生えない、あるいは先天的に存在しない場合もありますが、二十歳前後で生えることが多いです。
親知らずを含めると人間の永久歯は合計32本生えることになります。
親知らずが引き起こすトラブル
むし歯
親知らずは最も奥に生えるため磨きにくく、むし歯になりやすい。
智歯周囲炎
完全に生えず、中途半端な状態であると歯肉が不潔になり歯肉が痛んだり、腫れたりする。
前歯の歯並びを乱す
特に横向きの状態や斜めに生えると、前のほうの歯を後方から押され、前歯の歯並びを乱すことがある。
顎の負担
上下の親知らずが正しく噛み合わさっていないとアゴの関節に負担をかけることがある。
周りの組織を傷つけてしまう
向かい合う相手の親知らずが生えないと、伸びてきて頬や歯肉を噛んでしまう。
矯正治療には、が関連している。
矯正治療における親知らずの対処法
◎何か悪さをしてくるようであれば、矯正治療の終了後に抜歯することになる。
(16歳になると保険適応で抜歯可能)
◎歯を動かすのに邪魔になったり、外科手術を併用した治療の場合には、
矯正治療の前に抜歯してから矯正治療を開始することもある。